「鄭義溶安保室長・康京和外交部長官は何をしていたのか」韓国統一部長官辞意でも追加責任論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.18 08:47
統一部の金錬鉄(キム・ヨンチョル)長官が17日に辞意を表明したのとは別個に、与党では最近外交安保ライン責任論が高まった状況だった。南北関係に限定して見ればこの2年間無駄な歳月を過ごしたという認識からだ。ここに文在寅(ムン・ジェイン)大統領が6・15南北首脳会談20周年記念演説で北朝鮮融和メッセージを出した翌日に北朝鮮が4・27板門店(パンムンジョム)宣言の象徴である南北共同連絡事務所を爆破した上に、北朝鮮が17日に韓国の特使派遣提案を徹底的に認めないという談話まで公開する状況に達したことで、外交安保ラインの交替は避けられないという主張がさらに大きくなった。
「共に民主党」内の外交通とされるある議員はこの日中央日報との電話で「2年間何もできなかったが文在寅大統領が今年初めから独自に南北関係でわれわれにできることをするとしたのは路線転換を明らかにしたもの。積極的に取りまとめようという大統領の意志を青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)国家安保室と統一部が支えられなければ交替するしかない」と話した。文大統領は1月の新年記者会見で「もう米朝対話だけ眺めているのでなく、われわれができるさまざまな現実的方策を探して南北関係を最大限発展させていかなければならない」と述べている。