韓国、新規コロナ患者1桁台になるまで首都圏防疫強化を維持
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.12 14:30
韓国では強化された首都圏の防疫措置が無期限に延長される。首都圏を中心に新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の集団感染が散発的に発生したことに伴う措置だ。
最近2週間で韓国内で発生した新規感染者の96%が人口の密集している首都圏に集中し、防疫当局の緊張が高まっている。
中央災難(災害)安全対策本部は12日の定例ブリーフィングで「首都圏の感染リスクは高まり続けている」とし「首都圏に対する現在の強化された防疫管理体系を延長し、追加的な防疫強化の努力を傾ける」と明らかにした。保健福祉部の朴凌厚(パク・ヌンフ)長官は「今回の延長措置は終了期限を決めないで、首都圏の患者発生推移が1桁台に減少するまでずっと維持する予定だ」と説明した。