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コロナでおうちごはん消費急増…コメの価格2倍に上昇、10年間で最高

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.12 09:57
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国際原材料市場でコメの価格がこの2週間で突然急騰した。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の感染拡大による封鎖令のため家庭でおうちごはんの需要が急増したが、豪雨・輸出の遅延などで供給に支障が生じたためだ。問題はこれからだ。国連食糧農業機関(FAO)は25年ぶりに出現した大型のバッタの群れが東南アジアに上陸した場合、コメの価格が更に上がる可能性があると警告した。

米紙ウォールストリートジャーナル(WSJ)は10日(現地時間)、「コメの先物価格が最近2週間47%急騰、2011年以降の最高値を記録した」とし「最近の原材料市場で最も高い上昇率を見せた」と伝えた。シカゴ商品取引所(CBOT)によると、ことしに入ってコメの価格は2倍に上昇した。コメの価格は昨年100ポンド(約45キログラム)あたり9~12ドル台で動いた。その後、新型コロナが拡散し始めた昨年3月に13ドル台を突破し、4日には22ドルまで上昇したが、しばらく動きが止まっている。

 
このような急激な上昇は、コメの消費が急増したことによるものとWSJは分析した。新型コロナ感染拡大で外食を止め、家で自炊する消費者が増えたためだ。さらに万一の非常事態に備えたコメの買い置きの需要も高まった。市場調査会社ニールセンによると、3月から5月までの米国内のコメの小売売上は前年同期比40%増加した。

一方、供給量は減少した。米国農務省によると、2019年に米国のコメの生産量は昨年比17%減少した。米国の「穀倉地帯の心臓」と知られるアーカンソー・ミズーリ・ミシシッピ・ルイジアナ・テキサスなどで昨年春に記録的な豪雨が降ったためだ。

新型コロナによる経済封鎖もコメの価格の上昇原因として作用した。世界で2番目の規模でコメを生産するインドは封鎖措置のため現地の輸出業者がコメを海外に送れなくなったと伝えた。インドの輸出業の関係者はWSJに「3月以降に出荷物量が50~60%減少するとインドの港は手数料を32%上げた」とし「これはインドのコメ輸出業者に大きな打撃を与えている」と伝えた。

問題は、今後もコメ供給の見通しが明るくないという点だ。FAOによると、ことし25年間で最大の砂漠バッタの群れが東アフリカからアラビア半島を経て、最近インドとパキスタンに上陸して猛威を振るっている。パキスタンは農作物被害が深刻で、政府が全国的に緊急事態を宣言した。FAOによると、サバクトビバッタの群れはことしに入って合計23カ国の農耕地域に損害を与えた。このバッタの群れは1日最大150キロメートルを移動し、最大1万平方キロメートル以上に及ぶ地域を覆うことができる規模だ。

ベトナムの農業農村開発部は「サバクトビバッタの群れが東南アジアに上陸すれば、ベトナムを含む東南アジア全体の今年のコメ生産は事実上終わったと見なければならない」と憂慮した。FAOも「急速に移動する群れを放置すれば、世界の60カ国に大きな被害を与えるだろう」とし「何億人の人類が食糧難に苦しみかねない」と述べた。

7月から9月まで続く東南アジア地域のモンスーン(雨期)も農家にとってまた別の伏兵になる可能性もある。原材料先物ブローカーRJOフューチャーズのジョシュ・グレイブ・ストラテジストは「モンスーンの時期がわずか1カ月後に迫った」とし「コメの供給が十分でない状況で輸出の需要は増えており、価格上昇は避けられないと」と伝えた。

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