星州THAAD強化するが…公開できない韓国国防部(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.01 08:23
29日に慶尚北道星州(キョンサンブクド・ソンジュ)の在韓米軍高高度防衛ミサイル(THAAD)基地に新たに搬入された装備には、パトリオットミサイル(PAC)との統合運用のための新規装備が含まれているという。これは「今回の装備搬入はTHAAD体系の性能改良と関係がない」という軍当局の主張と食い違う内容だ。これを受け、一部では中国と北朝鮮の反発を憂慮して「ローキー」対応をしたのではという指摘が出ている。
米ワシントン現地情報筋によると、今回の装備交換の核心はTHAADのレーダーを通じてPACシステムを運用するための段階的措置の一環という。この情報筋は「今回の作業は単なる老朽装備の交換ではなく、THAAD用AN/TPY-2レーダーが先に探知したミサイルをPAC体系とリアルタイムで共有できるシステムアップグレード関連装備の搬入が核心」と説明した。