THAAD制裁緩和かと思った矢先…中国観光キャンセル率20%で韓国旅行業界「武漢肺炎」にため息
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.24 07:28
中国発「武漢肺炎」が各国に拡散している中、ソル(旧正月)連休の超繁忙期を迎えた韓国旅行業界が極限緊張状態だ。中国旅行を計画していた旅行客のキャンセルや変更の問い合わせが相次いでいるからだ。最近、THAAD(高高度ミサイル防衛体系)問題で冷え込んでいた韓中関係が雪解けモードに転じながら、息を吹き返しそうに見えた両国の旅行需要が再び萎縮している。
23日、旅行業界などによると、大韓航空は週4便で運航中の仁川(インチョン)~武漢間の航空便を今月31日まで中断する。中国防疫当局が「武漢封鎖」という超強硬対応策を打ち出したことに続き、武漢空港当局も23日午前11時前に航空会社に国内・国際全便の運航不可を通知しながらだ。大韓航空は中国当局の措置により、2月以後の運航スケジュールを決める予定だ。