前大統領秘書室長「文大統領、米国が否定的でも南北事業を進めるはず」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.21 16:14
任鍾ソク(イム・ジョンソク)前大統領秘書室長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領の韓半島(朝鮮半島)平和プロセス構想について、「今年も米朝間の進展がなければ、文在寅大統領は米国と十分に意思疎通するものの、否定的な見解があっても、事業を進めようとするはず」という見方を示した。北朝鮮のミサイル挑発と軍事訓練については「北に必要な安全保障措置」と述べ、柔軟な解釈を注文した。
任前室長は『創作と批評』2020年夏号の対談で「いま南北がしようとすることは国際的な同意も受け、実際に議論すれば米国も否定できないこと」とし、このように話した。また「米国だけでなく中国、ロシアとの関係を活用する決心が必要だ」とも主張した。