韓経:尹美香元慰安婦支援団体代表をひとまず見守るという与党指導部…内部では葛藤
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.21 09:02
韓国与党「共に民主党」の指導部が20日、会計不正などの疑惑が持ち上がっている慰安婦被害者支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」元理事長の尹美香(ユン・ミヒャン)氏(同党当選人)に対して「監査の結果など事実関係を確認後、措置を取る」と繰り返し明らかにした。しかし一部の議員を中心に「党が乗り出して真相を把握し、迅速に措置を取らなくてはならない」という声が高まっていて葛藤が予想される。
姜勲植(カン・フンシク)民主党首席報道官はこの日、国会疎通館での記者会見を通じて「正義連の会計不正疑惑に関連し、事実関係の確認が先というの党の立場」としながら「民主党は正義連が要請した外部の会計監査や行政安全部など機関の監査結果を見て、総合的に判断して立場を明らかにするだろう」と話した。記者団に対して「われわれが見る時、チョ・グク前法務部長官の時とは大いに違う局面」ともした。