【社説】同時多発の慰安婦支援団体「正義連」疑惑…尹美香氏は国民の前で直接説明を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.20 10:26
日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)の不透明な運営に対する疑惑は弱まるどころか一晩経つと雪だるま式に大きくなっている。事態の初期は正義連の運営に関連した内容が大部分だった。慰安婦被害者を十分に支援していない、当局に申告した寄付と支援金の使用明細がおかしいなどの指摘だった。
だが、今は支援金数億ウォンの行方が分からないという疑惑にまで広がった。正義連の前身である韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が2013年京畿道安城(キョンギド・アンソン)の慰安婦被害者憩いの場を相場より3億ウォン(現レートで約2644万円)以上高く購入したことが報じられてからだ。3月末まで理事長を務め、4月の総選挙で与党系「共に市民党」比例代表で当選した尹美香(ユン・ミヒャン)氏がその疑惑の中心にいる。以前の尹氏のアパート購入資金の出どころに対する説明もやはり明快ではない。