【コラム】韓国政府、引き金を引いた北朝鮮に沈黙…虚々実々戦術なのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.13 16:16
3日、北朝鮮軍が江原道鉄原(カンウォンド・チョルウォン)の非武装地帯(DMZ)で韓国の監視哨所(GP)に向けて14.5ミリ機関銃で射撃した。これに対し韓国国防部は北朝鮮軍のGP銃撃を一切の敵対行為を全面中止することにした9・19南北軍事合意を違反したと指摘し、北朝鮮に公式釈明を要求した。しかし5日後の8日、北朝鮮は人民武力省報道官の談話で、(韓国側)空軍と海軍が6日に西海(ソヘ、黄海)で実施した合同防御訓練を「軍事対決の極限状態」と非難した。そして「すべてが2018年の南北首脳会談以前の原点に戻っている」とし「南北軍事合意に対する全面的な逆行であり露骨な背信行為」と主張した。
北朝鮮が非難した西海合同防御訓練は2015年から毎年実施している訓練だ。敵が西海で艦艇を攻撃する場合、海・空軍が共に反撃するシナリオで進める。しかし北朝鮮の談話には3日の銃撃に関する内容は一文字もなかった。北朝鮮はむしろ因縁をつけて韓国を非難したのだ。