韓国軍、北朝鮮の顔色うかがいステルス機も公開しなかった?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.06 18:40
韓国軍当局が、昨年導入したステルス戦闘機F-35Aの愛称を「フリーダム・ナイト(自由の騎士)」と呼ぶことが明らかになった。昨年12月に非公開で進めたF-35A戦力化行事当時こうした愛称を付けていたのに公開していなかった。軍内外ではこれをめぐり「北朝鮮が敏感になる戦略資産に対し軍当局が顔色をうかがったのではないのか」という話が出ている。
韓国空軍が6日に明らかにしたところによると、新しい戦闘機を導入するたびに愛称を付けてきた慣例が反映され、F-35Aの愛称はフリーダム・ナイトに決まった。軍当局者は「フリーダムは大韓民国の体制である自由民主主義を象徴する。フリーダム・ナイトには自由民主主義を守護するという意味が込められている」と説明した。1970年代に配備され始めたF-5が「フリーダム・ファイター(自由の闘士)」と呼ばれたのと似た脈絡だ。空軍は内部公募を通じてフリーダム・ナイトという愛称をすでに昨年12月のF-35A戦力化行事の時に付けたという。