【社説】釜山市長のセクハラ事件、市長職辞職で終わることなのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.24 14:15
呉巨敦(オ・ゴドン)釜山(プサン)市長(72)が昨日、20代女性公務員に対するセクハラ事実を認めて市長職から退いた。驚きと衝撃を禁じ得ない。国民に途方もない衝撃を与えた安熙正(アン・ヒジョン)元忠南知事の性暴力事件がまだ記憶に新しいが、高位級政治家の#MeToo(ハッシュタグミートゥー)事件がまた発生した。今回の事件は強大な権限と優越的地位にある自治団体長が威力を使って部下の女性公務員に対して「権力型性犯罪」を犯した点で安熙正事件と似ている。
メディアの報道を総合すると、呉氏は今月7日午前、自身の執務室に被害公務員を呼んでコンピュータを教えてほしいと言って身体接触を試みた。被害者は直ちに性暴力事務所に醜行事実を伝え、市長辞任を要求した。呉氏は市長職を辞退しないでいたが、被害者が記者会見を通じてセクハラ事実を暴露すると圧迫し、昨日突然市長職を退いた。