109年前に及ばない世界…1911年の中国満州ペスト流行では12カ国が集まった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.21 18:02
中国武漢で始まった新型コロナウイルスの感染が世界的に広がる中、1911年に中国満州で約6万人の命を奪った伝染病事態が改めて注目されている。当時、中国は世界史上初めて国際ペスト会議を開いた。ここには世界有数の科学者が集まり、伝染病拡大の原因と防止対策について議論した。一方、今日の新型コロナ対応では各国が自国の防疫に没頭し、世界保健機関(WHO)がなかった110年前に比べて世界はさらに分裂しているという指摘が出ている。
◆1911年、中国発ペスト発生で6万人死亡