セルコリア終わり? 外国人が31日ぶりに戻って買った銘柄は…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.18 09:52
韓国を出ていった外国人が戻ってきた。KOSPI(韓国総合株価指数)市場で30営業日間に15兆ウォン(約1兆3300億円)近く株式を売った外国人投資家が17日、3200億ウォンの買い越しとなった。先月5日以降31営業日ぶりに買いに転じたのだ。外国人に続いて機関投資家も買い越しとなり、KOSPIはこの日、およそ1カ月ぶりに1910を回復した。
◆新型コロナ恐怖が落ちつくと再び韓国へ
外国人は韓国株式市場の需給の主体だ。KOSPI市場で外国人が保有する株式の時価総額比率は37%にのぼる。資本市場研究院のキム・ジュンソク研究委員は「国内株式市場と外国人の買い越しは密接な相関関係を見せる」と述べた。外国人の投資の行方に関心が向かう理由だ。韓国取引所によると、外国人は新型コロナウイルス感染拡大の懸念が強まった先月5日から30営業日間、計14兆7649億ウォンの売り越しとなり、記録的な「運命」行進を続けてきた。売り越し期間は歴代2番目に長く、金額基準では最大だ。外国人が歴代最長期間(33営業日)の売り越しとなったグローバル金融危機直前(2008年6月9日-7月23日)の8兆9834億ウォンを早くから超えた。一日の売り越し額が1兆ウォンを超えた日は3日間もある。その外国人が17日に買い越しに転じると、市場では「外国人の『セルコリア』行進が終わるのでは」という期待が込められた見方が出ている。