<韓国総選挙>文在寅政権4年目、支持基盤を確保…与党代表「重い責任感」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.16 08:44
「共に民主党・共に市民党の過半が確実視されます」。
民主党の開票状況室では15日午後6時15分、KBS(韓国放送公社)・MBC(文化放送)・SBS(ソウル放送)の地上波3局の出口調査の結果が発表されると歓声と拍手が響いた。「圧勝」の予測にもかかわらず、党内状況室はむしろ「落ちついて出口調査の結果を見守ってほしい」と自制を要請した。あちこちで抱擁する姿が見られたが、状況室の最前列中央の座席に並んで座っていた李海チャン(イ・ヘチャン)・李洛淵(イ・ナギョン)常任共同選挙対策委員長は表情を変えず真剣な面持ちでテレビ画面を眺めていた。各党別の予想議席数に続いて激戦地の出口調査の結果が出ると歓声もため息も聞こえたが、民主党の勝利を確信する雰囲気だった。民主党が選挙対策委レベルで「過度な歓呼は自制しよう」と伝えるほど、民主党は結果発表前から勝利後の世論を意識していた。