韓経:「アシアナを放棄しない」と話していたHDC…産業銀行と買収条件変更「水面下交渉」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.10 08:40
航空産業が危機を迎える中、韓国2位の航空会社アシアナ航空のM&A(企業の合併・買収)をめぐる雑音が絶えず続いている。HDC現代産業開発が契約金を放棄して買収を撤回する可能性があるという声も出ている。HDC現代産業開発と産業銀行は「M&Aは予定通り進める」という公式的な立場を維持した中、「水面下交渉」が行われている。
HDC現代産業開発は昨年12月、アシアナ航空の株式61.5%を取得する契約を締結した。コンソーシアムパートナーの未来アセット大宇と2兆5000億ウォン(約2230億円)を投入することにし、契約金2500億ウォンを納付した。当初、7日にアシアナ航空に1兆4665億ウォンを第三者配分方式で有償増資する計画だった。しかし先月27日にアシアナ航空が突然、公示を通じて有償増資の日程を「契約書上の先行条件がすべて満たされた日から10日または当事者が合意する日」に変更した。