新型コロナ、韓国で一度に10人の大量検査方法開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.09 16:20
ハイリスク集団の療養施設などを対象に、一度に最大10人の新型コロナウイルスへの感染の有無を確認するプーリング検査が開発された。短期間に大量の検体を診断し、集団感染の拡大を遮断するのに役立つものとみられる。
9日、疾病管理本部中央防疫対策本部は、検査の効率性を高めるために診断検査医学会と合同でプーリング検査法(Pooling)のプロトコルを構築したと発表した。
この検査法は数人分の検体を混合し、1つの検体にして検査するものだ。検査で陽性が出た場合、残りの検体で個別の再検査を行い、感染の有無を確認する。陰性であれば再検査せずに複数の検査を一度に終わらせる効果がある。