国産武器、史上初めて米国輸出への可能性…韓国産誘導ロケット「匕弓」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.07 16:33
1/2
米国国防総省の海外比較試験(FCT)を成功裏に通過した2.75インチ誘導ロケット「匕弓」の発射の様子。[写真 韓国防衛事業庁]
韓国の国産武器が初めて米国市場に輸出できる道が開かれた。韓国防衛事業庁は7日、国産2.75インチ(直径6.99センチ)誘導ロケット「匕弓(ピグン)」が米国国防総省が主管した海外比較試験(FCT)を成功裏に通過したと明らかにした。
FCTは昨年10月、国防科学研究所(ADD)安興(アンフン)総合試験場で米国国防総省評価団が見守る中で実施された。国産武器のFCTテストは当時が最初というのが防衛事業庁の説明だ。この日の試験で、匕弓は米国側が提示した条件をクリアした状態で10発の目標物をすべて命中させた。ADD関係者は「当時、米国評価団が『perfect(完ぺきだ)』と感嘆した」と伝えた。