双龍車支援、韓国政府が引き受ける?…金融委員長「解決策を探す」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.07 08:09
韓国政府が経営危機を迎えた双龍(サンヨン)自動車に対して産業銀行など債権団支援の可能性を示唆した。殷成洙(ウン・ソンス)金融委員長は6日、主要懸案を説明する公開書簡を出した。殷委員長は書簡で「双龍車の株主・労働組合が一つになって正常化に向けて解決策を探す」とし「債権団も双龍車の経営刷新努力、資金事情など諸条件を勘案し、双龍車の経営正常化を後押しする部分があるか協議していくものと期待する」と明らかにした。
双龍車の大株主であるインドのマヒンドラグループは3日、取締役会を開き、当初約束した2300億ウォン(約200億円)の新規投資計画を取り消した。その代わり双龍車に最大400億ウォンの特別資金だけを投入することにした。双龍車は大規模な赤字(昨年2819億ウォン営業損失)と負債の負担(昨年末の短期借入金2541億ウォン)に苦しんでいる。7月に産業銀行に返済すべき借入金だけでも900億ウォンにのぼる。