韓国で基礎疾患のない46歳男性が新型コロナで死亡
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.02 07:23
韓国大邱(テグ)で40代男性が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)で死亡した。普段病んでいた持病(基礎疾患)のない初めての死亡者だ。今月1日、大邱市によると、この日午前4時10分、啓明(ケミョン)大学大邱東山(トンサン)病院で治療を受けていた46歳男性が亡くなった。これで韓国の累積死亡者は169人に増えた。この感染者は先月5日、発熱症状で新型肺炎の診断検査を受けて陽性が確認された。先月7日から入院治療を受けてきた。これまで新型肺炎による死亡者は高齢者、または基礎疾患があるケースだった。だが、この男性は40代で、基礎疾患もなく防疫当局でも異例的な事例と判断している。
中央防疫対策本部によると、1日0時基準で新型肺炎による死亡者165人の中で164人が生前に基礎疾患を病んでいた。疾患別に高血圧(66%)が最も多く、糖尿(44%)、認知症(33%)、呼吸器疾患(30%)、心臓疾患(23.6%)などの順だった。