韓国医療スタッフ、バーンアウトの危機…だるさに鼻血、パニック障害まで(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.30 09:22
終わりの見えない新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)との闘いで、医療スタッフの疲労も限界に近づいている。最初の感染者が出てから2カ月が流れたが、依然として4500人以上の人々が治療を受けていて、毎日100人前後の新規患者が報告されている。コロナ戦闘の第一線で戦っている医療スタッフのバーンアウト(Burnout、燃え尽き症候群)を懸念する声があがっている。
短時間に押し寄せる感染者の治療に奔走しなければならなかった大邱(テグ)地域の医療スタッフは脱力状態だ。29日、疾病管理本部中央防疫対策本部によると、この日基準の大邱地域累積感染者は6610人に達する。新天地発の大量感染局面がやや落ち着いてきたようにみえるが、精神病院など高危険集団で感染者が絶えない。