米国2684兆ウォン、ドイツ1344兆ウォン、日本629兆ウォンの「ウルトラスーパー」浮揚策
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.30 08:00
新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が危機を迎え、米国・ドイツ・日本など各国が天文学的な金額の「スーパー」景気浮揚策を次々と出している。韓国の最大20倍にのぼる支援で、各国の国内総生産(GDP、昨年基準)比10-30%にのぼる。韓国政府が30日に発表する「緊急災難生計支援金支援案」は金額が抜けているが、現在まで出てきた韓国政府の財政浮揚策はGDP比7%水準と、主要国と比較して少ない方だ。
国別規模を見ると、米国は27日、2兆2000億ドル(2684兆ウォン、約240兆円)規模の景気浮揚パッケージ法案がトランプ米大統領の署名を経て正式発効した。米国史上最大規模の経済支援策で、2008-09年のグローバル金融危機当時に用意した浮揚策より規模が大きい。米国の年間GDPの11%が投入される。核心は新型コロナ災難手当で、成人1人あたり1200ドルずつ現金が給付される。夫婦で計2400ドルだ。児童1人あたり500ドルが追加される。ただ、高所得層は給付対象から外れる。