韓国大邱療養病院5カ所で87人感染、集団施設の感染で非常
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.19 07:39
療養院・療養病院が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡散の雷管となっている。高齢患者が狭い空間に密集、受容されているにもかかわらず、感染管理がまともにできていないからだ。新天地発新型肺炎の拡散で18日現在、大邱(テグ)・慶北(キョンブク)・釜山(プサン)の療養院・療養病院23カ所では262人の感染者が発生した。
今月13日から397施設の全数調査を始めた大邱市はこの日、中間調査の結果を発表した。これによると、17日を基準に5施設で87人の新型肺炎感染者が確認された。西区(ソグ)のハンサラン療養病院で75人(18日基準患者57人、職員18人)の感染者が発生した。発熱症状などを見せた看護師Aさんが16日確診判定を受けることで集団感染が一歩遅れて明らかになった。北区(プック)のペソン病院(7人)、寿城区(スソング)の寿城療養病院(4人)、東区(トング)のジンミョンシルバーホーム(1人)、寿城区のシジ高齢者病院(1人)でも感染者が発生した。全数調査が30%程度終わっていることから感染者がさらに発生する可能性が大きい。