欧州発入国感染者22人、中国発を超えた…韓国政府、欧州36カ国「旅行自制」警報発令
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.17 08:01
韓国の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)増加傾向が多少鈍化した中で対外防疫の焦点が中国から欧州に急速に移っている。欧州での新型肺炎大流行の様相が現れ、欧州発入国者などの中で確定患者が続出しているからだ。これに伴い、韓国政府は日本・中国・イラン・イタリアだった特別入国手続きの適用対象国をこの日から欧州全域に拡大した。また「旅行自制」を勧告する旅行警報第2段階(黄色警報)をイタリア・スペイン・ドイツ・フランス・英国・バチカンなど西ヨーロッパと中央ヨーロッパ36カ国に発令した。これは旅行警報第1段階(藍色警報・旅行有意)発令を飛び越えた措置だ。旅行警報は4段階に分かれている。
今月16日、疾病管理本部中央防疫対策本部はここ2日で(14~15日)欧州旅行を行ってきた韓国人4人が入国検疫の過程で新型肺炎の確診判定を受けたと明らかにした。彼らは最近、感染者が急増しているチェコ・イタリア・スペイン・フランス・英国などを旅行したということが分かった。