【コラム】安倍氏の危機、「ナンバー2」菅氏と視線を合わせないところから始まった(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.16 15:35
2人の関係がこじれることになった決定的なきっかけは昨年11月に大きくなった「桜を見る会」スキャンダルだったという。税金が投じられているこの行事に地方区の住民800人を呼んでいたことが明るみになり、安倍首相が追い詰められた。当時、菅氏は定例記者会見の時に多くの質問を受けて「それは安倍首相の地方区事務室に聞いてほしい」と答えたが、これを見た安倍氏が大きく失望したという。
週刊文春は安倍氏が「『首相の個人的な問題なのになぜ私が答えなければならないのか』と菅氏の顔にそのまま書いてあった。私を守るつもりが全くない」と周辺に不満を漏らしていたと伝えた。