北朝鮮保健省副相「新型コロナ診断・治療方法確立されるまで国境閉鎖」
ⓒ 中央日報日本語版2020.02.28 10:08
北朝鮮が新型コロナウイルスの診断と治療の方法が確立されるまで国境を閉鎖するという立場を明らかにした。
２８日、北朝鮮保健省のキム・ヒョンウン副相は朝鮮総連の機関紙「朝鮮新報」とのインタビューで「今、世界的に急速に伝播している新型コロナウイルス感染症に対する国際社会の不安や憂慮が日増しに高まる中、我が国でもこれに対処するための事業が協力に進められている」とし「国家衛生防疫システムが国家非常防疫システムに転換され、中央と都市・郡に非常防疫指揮部が組織されている」と紹介した。
続けて国境、港湾、飛行場から外国人が入国することを一切許可していないとし、「診断方法と治療方法が完全に確立されるまではこの事業を継続する計画」と付け加えた。
また、キム副相は「現在、我が国にはただ１人の新型コロナウイルス患者も入ってくることができなかった」とし「日付と症状に応じた検査システムが緊急に即時に行われたことで、これに対する除外対象、陽性判定対象が明確化し、管理を体系的に行っている」と伝えた。