米国航空会社、韓国行きの路線を相次いで縮小…韓国旅行会社、今月36社廃業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.28 06:35
米国が韓国に対する旅行警報をレベル3(旅行再考)に引き上げた。これにより米国航空会社の韓国行き路線の中断と縮小が続いている。新型コロナウイルス感染症(コロナ19、新型肺炎)の余波で旅行の需要まで急減し、中小旅行会社の廃業申告が相次いだ。
米国デルタ航空は、新型コロナの拡散により、仁川(インチョン)~ミネアポリス路線の運航を4月30日まで中断すると27日、発表した。仁川とアトランタ・デトロイト・シアトル間の運航は週5回に縮小する。仁川~マニラ路線の新規就航は5月1日まで延期した。これにより、デルタ航空が米国から韓国に運航する旅客機の便数は週28便から15便に減少する。米国ハワイアン航空は3月2日から4月30日まで仁川~ホノルル間の直航路線を一時的に運営しない方針を明らかにした。米国航空会社では初めてとなる韓国便の運航中断だ。米国航空会社は乗客に対し、訪韓航空便の日程変更やキャンセル手数料を免除している。乗客の不安を落ち着かせるために、一定部分の損失を甘受するという意味だ。