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映画『パラサイト』の裏にチョ・グク前法務部長官? 外信も韓国特権層の小細工を批判

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.12 08:50
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54年ぶりにカンヌ国際映画祭と米国アカデミー授賞式を同時に席巻した映画『パラサイト 半地下の家族』(以下、『パラサイト』)に対する海外メディアの視線は好奇心でいっぱいだ。両極化社会で起きる社会的な階級化とこれに伴う人間群像のよじれを描写したブラックコメディということから『パラサイト』のような秀作が作られた韓国社会の背景を分析する記事が増加している。

まず、照明されるのがキテク(ソン・ガンホ扮)一家が住む「半地下」だ。英国BBCは10日(現地時間)「実際にソウルの半地下に住む人々」という記事で半地下居住者のインタビューと家の内部を紹介した。BBCは「映画『パラサイト』は虚構の作品だが、ソウルには数千人の人が半地下に住んでいる」と伝えた。

半地下に居住しているAさんはBBCに「夏には湿度で苦められ、お手洗いの天井はとても低く足を大きく広げて使う」とし「もう半地下に慣れた。私はお金を集めようと半地下を選んだが、人々が私を可哀想に思うのは仕方ない。半地下は貧困の象徴」と話した。もう一人の半地下居住者Bさんは「経済性と空間のために半地下を選択したが、映画『パラサイト』を見た後、家の所々を修理した。他の人々が私を同情することを望まない」と明らかにした。

BBCは半地下を南北緊張の産物だと指摘したりもした。放送は1968年北朝鮮の青瓦台襲撃事件などを機に韓国政府が建築法を改正し、国家の非常事態の時すべての新築低層マンションの地下をバンカーとして使うように義務付けたが、1980年代住宅危機以降この空間を居住施設として合法化したと伝えた。同時に、チョ・グク前法務部長官一家の疑惑などを取り上げ、韓国社会が不平等に対する根深く敏感な情緒を映画の背景に挙げるメディアも少なくない。

「『パラサイト』はソウルの過度な住居価格と不潔な環境で貧困層が直面する不安感、そして身分上昇のはしごを上がることができない階級の深まるあきらめを扱った」。10日ニューヨークタイムズ(NYT)の分析記事だ。NYTは「いわゆる『金箸とスプーンと土箸とスプーン』(gold spoon and dirt spoon)の差と疎外感は自身の子供を有名大学に入るように影響力を発揮した疑いで取り調べを受けた(チョ・グク)前法務部長官の疑惑をあおりたてた」として「激高した世論で辞任を余儀なくされたチョ前長官と文在寅(ムン・ジェイン)大統領は深まりつつある経済的不平等に対して韓国の若い層に謝罪した」と紹介した。

ロイター通信もこの日「映画の中の登場人物が金持ちの家庭教師になるために学位を偽造するシーンは最近韓国で発生した『チョ・グク前法務部長官のスキャンダル』を連想させる」として「『パラサイト』が成し遂げた成果はすごいが、息子の偽造技術と求職計画に感心する父の姿を見るのは苦々しかった」というあるツイッターユーザーの評価も伝えた。また「チョ・グク氏のスキャンダルは韓国若年層に衝撃を与えた。韓国の若者たちは韓国の社会システムが構造的な不平等で汚され、エリート階層に偏っていると考える」と説明した。

ワシントンポストも先月18日付の映画『パラサイト』の関連記事で「韓国は上位10%が66%の富を所有しているが、南アフリカ共和国やブラジルではない。他のアジア諸国や米国に比べればはるかに平等だ」と指摘し、「ただし、職業は血縁や地縁により左右される」としてチョ前長官家族を例に挙げた。

英国のエコノミストは昨年10月映画『パラサイト』の分析記事の見出しを「大統領は韓国社会に実力で認められる公正な社会を約束した」とした。また、サブタイトルを「それで彼ら(韓国人)は法務部長官を飲み込んだスキャンダルに怒りをぶつけた」と付けた。エコノミストは「韓国の人口は5200万、『パラサイト』は5月公開後に1000万人の観客が観覧した」とし、「不平等を扱った風刺映画に対する(韓国社会の)反響は驚くべきことではない」と伝えた。

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    2020.02.12 08:50
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    映画『パラサイト 半地下の家族』のワンシーン[写真 CJエンターテイメント]
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