韓経:搭乗客40%減った…韓国系LCC4社で無給休職
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.12 08:22
新型コロナウイルスによる肺炎が拡散し、韓国の航空・旅行業界が直撃弾を受けた。昨年のノージャパン運動による日本路線に続き、今年に入り中国路線の運航まで事実上途切れ韓国系格安航空会社(LCC)6社のうち4社が無給休職に入った。中国と東南アジアに向かう旅行客が急減し旅行会社も廃業の危機に追いやられた。
11日の航空情報ポータルシステムによると、1日から9日まで韓国系LCC6社を利用した旅客は100万8843人と集計された。1年前の同じ期間の164万5970人より39%減った。
200席以下の航空機で中国、日本、東南アジアなど短距離路線を運航するLCCは昨年日本路線を逃し大挙赤字に転落した。韓国最大LCCのチェジュ航空は昨年329億ウォンの営業赤字を出したとこの日発表した。ティーウェイ航空が192億ウォン、ジンエアーが491億ウォン、エアプサンが推定500億ウォンなど相次ぎ赤字に転落した。2018年に2000億ウォンを超える営業利益を出したこれら上場LCC4社が昨年1500億ウォンほどの赤字を出したのだ。