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【噴水台】世界とつながっている中国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.07 13:56
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「フォーディズム(Fordism)」は20世紀の大量生産時代を象徴する言葉だ。1913年ヘンリー・フォードが米国ミシガン州に設立した自動車工場は「製造業」の概念を変えた。この工場ではT型自動車1種類だけを生産していたが、労働者は動くコンベヤーベルトに合わせて分業化された工程だけに責任を負った。

現在の自動車生産もフォーディズムの産物だ。過去とは比べ物にならないほどの大量生産が可能になった。3万個を超える部品の中で1個欠けても生産ラインは回らない。各部品はジャストインタイム生産システム(JIT、Just In Time)によって供給されるが、供給期間と単価、保有在庫の量によって製造原価が分かれる。同じような製品ならより安くより品質の良いものを作ることが市場での成功を左右するといえる。

 
「ワイヤリングハーネス(Wiring Harness)」という1つの部品が23年ぶりに現代自動車グループ韓国工場を止めた。ニュースのコメント欄は非難一色だ。「どうして不確実性の高い中国に依存するのか」「大企業が供給先の多角化もできなかったのか」などだ。だが、製造原価1ウォンに泣き笑いせざるをえない製造業者の立場としてそう簡単な問題ではない。

自動車の神経網の役割を果たすワイヤリングハーネスは、かさばるものの需給が難しい部品ではなかった。世界に生産基地を置く完成車メーカーは最も近いところで、最も安い価格で供給を受けられるようにサプライチェーンを選択する。

現代車グループも供給多角化をすでに実施していた。国内3社からワイヤリングハーネスを納品させているが、問題はこれらの企業がすべて原価競争力を理由に中国に工場を置いたという点だ。「世界の工場」である中国全体が麻痺(まひ)する可能性まで念頭に置いて供給先を多角化するのは難しかったというのが業界の分析だ。

昨年、米中貿易戦争に続き年初から中国発悪材料が相次いでいる。すでに中国は全世界経済とつながっている。米国経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は「中国発悪材料が主要製造業サプライチェーンをずたずたにして、原油・鉱物など天然資源価格まで下落させている」と懸念した。好こうが嫌おうが、否応なく共に進まなくてはならない存在ということだ。

新型コロナウイルスと同じくらい「伝染性」が高いのは嫌悪だ。中国を非難したからといって問題が解決されるわけではない。ウォール・ストリート・ジャーナルの評価のように、中国はすでに世界の工場であり最大の消費者だからだ。

イ・ドンヒョン/産業1チーム次長

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