世界的建築家の故・伊丹潤、死後ようやく慶州タワーの著作権取り戻した理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.05 16:02
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故ユ東龍(伊丹潤)先生。[写真 ITMユ・イファ建築会社事務所]
「日本では韓国人建築家にそのような公募展に参加する資格さえ与えられていませんよ。初めて慶州(キョンジュ)エキスポプロジェクトを通じて(慶州タワーデザインの公募に)参加することになりました。その時はとても喜んでおられました。『日本でできなかったことができるようになったんだ』と」
チョン・ダウン監督のドキュメンタリー映画『伊丹潤の海』でITMユ・イファ建築事務所のユ・イファ代表が語った言葉だ。ユ代表は「伊丹潤」という名前で知られている世界的な在日韓国人建築家である故ユ東龍(ユ・ドンリョン)先生(1937~2011)の長女だ。