【グローバルアイ】小泉進次郎環境相の失墜、任鍾ソク元秘書室長の選択
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.04 11:56
日本政界のアイドルと呼ばれていた小泉進次郎環境相(38)が勢いを失っている。父・小泉純一郎元首相の後光、俳優並みの容貌、名門の家柄に熱狂する日本社会の風土のため順調に進んできたが、昨年9月の30代での超スピード入閣がむしろマイナスとなった。入閣は本人が望んだが、その後は試練が続いている。「人気」ではなく「実績」が重要となり、本格的な検証と向き合うことになった。童話の中の王子様に向けるような世間の視線ははるかに厳しくなった。
過去には「心に響く」という評価されていた彼の話法には「もっともらしいが当たり前の話ばかりで中身がない」という酷評が続いている。入閣後初めて福島県を訪問した際、小泉環境相は、「30年以内に原発汚染土最終処理場を福島県外につくる」という政府の約束に関する質問を受けた。小泉環境相は「30年後の自分は何歳か。地震の直後から考えてきた」という言葉で始めて雲をつかむような答弁をした。「気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ」という国連会議での発言も論議を呼んだ。