【コラム】好意が続けばそれを権利だと思い込む=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.03 15:09
2010年に公開された映画「不当取引」で腐敗した検事役を演じた俳優リュ・スンボムは「好意が続けばそれを権利だと思い込む」と話す。映画で彼の役割は公憤を買ったが、このセリフは共感を得て「好意を続ければ『カモ』になる」などさまざまなパロディを生んだ。映画『ダークナイト』(2008年)で、ジョーカーは「うまくできることがあっても決してするな」という助言をした。
日常生活で無条件の好意はリスクもある。相手がこれを当然のことだと思い込み、全く感謝しなかったり無視したりして悪意で返す可能性もある。個人の関係もそうだが、国の関係で無条件の好意は国の生存まで脅かすこともある。