【コラム】武漢肺炎で再点火…文在寅外交の中国隷属問題(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.30 10:18
◆空前絶後の「伝説の10年」
外交はリーダーシップの歴史観を投射する。教条主義理念政権の性向だ。康京和(カン・ギョンファ)長官の外交部は機能的役割にとどまる。文政権の歴史観は386世代(1990年代に30代で、1980年代の民主化運動にかかわった1960年代生まれ)左派運動圏式だ。その中で過去の米国・日本関係は恥ずかしい従属だ。歴代大統領の外交の蓄積は解体される。文大統領の意志は自主だ。「わが民族の運命は自ら決めなければいけない」。その適用は選別的だ。米国・日本に対しては厳格だ。中国には柔軟だ。文大統領は「韓中は運命共同体」と言った。文政権は中華秩序に編入している。在韓米軍撤退論は現実として近づく。