韓経:「肺炎ショック」襲った世界の証券市場…「Cの恐怖」超え「Rの恐怖」に拡大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.29 08:50
中国の武漢から始まった新型コロナウイルスによる肺炎で世界の主要証券市場と国際原油価格が急落した。代わりに金やドルなど安全資産価格は一斉に上昇している。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は最近出した報告書で、中国最大の消費シーズンである春節連休に襲った新型肺炎で中国の国内総生産(GDP)増加率がこれまでの見通しより1.2ポイント低くなりかねないと予想する。米債券市場では長短金利の逆転現象が再び発生した。投資家が景気低迷を懸念しているという話だ。新型肺炎が中国の消費萎縮→中国と世界の生産減少→世界の投資減少→世界の景気低迷という悪循環をもたらすという懸念が拡大している。
◇「新型肺炎は最高の不確実性」