「文政権は分配的ポピュリズム…中堅企業が韓国を離れないか心配」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.13 13:20
--以前に中央日報のインタビューで自らを「進歩、保守のような二分法に不都合を感じる現実主義者にすぎない」と言ったが、現在の韓国の進歩と保守を「現実主義者」として批判するなら。
「わが国の進歩・保守は追求する価値で定形化された進歩・保守ではない。両極端の進歩と保守だけがあり、それで硬直的だ。わが国の進歩は陳腐だ。彼らが話す福祉は西欧で19-20世紀に確立されたものだ。労働市場の柔軟化を進歩は受け入れない。我々の保守は保守主義ではなくてボス(boss)主義だ。ボスにしがみついている。保守の価値は刷新とリニューアルだが、我々はできなくなっている。西欧の保守が強調する家庭の幸せと家庭の価値を我々の保守は話さない。家庭は労働力の再生産場所だ。きつい労働から帰ってきて家庭で休んでこそ生産性も上がる。進歩・保守ともに現実に合った柔軟な変化を追求しなければいけない。そうすれば社会的な妥協や政治的な折衝もあるかもしれない」