イラン事態に…海運「戦々恐々」・造船「長期化すれば…」・自動車「淡々」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.09 14:34
中東情勢が予断を許さない中、原油価格上昇などに鋭敏な韓国の海運・造船業界も影響を受けないかどうか事態を鋭意注視している。差し当たって対応が急がれるのは海運業界だ。米国とイランの葛藤が悪化したり、ホルムズ海峡が封鎖されたりした場合、原油価格が上昇して船舶保険料も引き上げられることになり、被害が予想される。
現代商船関係者は「危険地帯を通過するなら別途保険料を出さなくてはならない」とし「原油価格がすでに大きく上昇した状態で、今後さらに上昇して保険料まで引き上げられた場合、海運会社の立場としては良くない状況であることは間違いない」と話した。現代商船は現在、中東路線に13隻の船舶を運航している。今回の事態が勃発した後、タスクフォース(TF、作業部会)を設けて万一の事態に備えている。