「北朝鮮、事実上モラトリアムの破棄…米朝関係ジェットコースターの可能性」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.02 08:22
米国の官民は金正恩委員長が挑発を予告したとみているだろう。今後米国政府と議会を中心に否定的世論がより大きくなり、挑発に対する対応の議論が活発になるだろう。また、モラトリアムはその間トランプ大統領が業績として誇示してきたものだから、この破棄はトランプ大統領にとって悪材料だ。トランプ行政府は北朝鮮の行動を阻止する努力を強化しながらも水面下で接触を試みるだろう。北朝鮮は敵対視政策の撤廃を求めながらそれには応じないだろう。北朝鮮の実際の行動が行われる可能性が大きい。
米国は国連安保理などを通して制裁を追加するだろう。これはもう一度北朝鮮に他の挑発を考えさせるだろう。状況は短期的に悪化すると思われる。