厳しさを増した北朝鮮の冬季訓練…「戦争覚悟せよ」戦争の雰囲気に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.27 16:59
北朝鮮の「ネロナムブル(私がすればロマンス、他人がすれば不倫)」式の冬季訓練が今年厳しさを増したことが分かった。最近韓米合同訓練と演習を戦争演習だと非難していたが、自分たちは今年とりわけ「準戦時」の雰囲気を強調して訓練を進めている。
軍当局者は「北朝鮮が12月1日冬季訓練に突入する前に例年よりも厳しい事前準備作業を経たことが分かった」とし「北朝鮮軍の冬季訓練の動向を見ている」と27日、述べた。毎年、新学年度戦闘政治訓練という名称で実施される北朝鮮の冬季訓練には正規軍である人民軍のほか、内務軍(韓国の戦闘警察に相当)・教導隊(予備軍)・労農赤衛軍(民間防衛)・赤い青年近衛隊(少年団)などが参加し、住民は灯火管制訓練と避難訓練を受ける。訓練が始まる12月には現場訓練と思想教育が、翌年1月には屋外訓練が、2~3月には野外機動訓練が行われる形だ。