韓国、「1コノミー」拡大も…現実は低所得・低福祉
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.27 16:40
ロッテ百貨店は全国の主要店舗の食品館で「1食食卓」コーナーを運営している。韓国牛・豚肉など精肉を100グラム単位の少量で販売する。太刀魚・カレイなど鮮魚も切り身で販売し、貝・エビなどスープやチゲ類に入れる材料は少量で販売している。ソウル小公洞(ソゴンドン)の本店では食品を選んだ後、立食いが可能な「スタンディングバー」までオープンした。ロッテショッピングは「1人で食事を取らなければならない1人世帯、1人ご飯族などをターゲットにしたサービス」と説明した。
KB国民銀行は1人暮らしの顧客のライフスタイルに合わせた「KB 1コノミースマート積立金」を始めた。余暇生活から公共料金の支払いなど1人で生活しなければならない1人世帯の特性を反映し、各種の生活サービスとこれに関連する優遇金利を提供するのが特徴だ。
出前の注文・決済時に割引特典を提供するクレジットカードが出てくるなど、金融業界では1人世帯に合わせた金融商品を続々と発売している。