炭鉱のカナリアのように…KDIが韓国経済危機警報
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.11 13:37
「徐々に不振→不振→不振の持続」。国策研究機関の韓国開発研究院(KDI)が韓国経済に対して3カ月連続で景気不振という診断を出した。KDIは10日に発表した「経済動向6月号」の総評で、「最近、韓国経済は生産が小幅拡大したが、輸出を中心に景気不振が持続する状況」と診断した。
昨年10月の経済動向総評で「停滞」という言葉を使用したKDIは11月に「やや鈍化」、12月に「漸進的鈍化」、今年1月に「鈍化傾向」と表現の強度を高めてきた。今年4月には「対内外需要が委縮して景気が徐々に振るわなくなっていると判断する」、5月には「需要の委縮が一部緩和されたが、投資と輸出を中心に景気は振るわない」とし、「不振」に重心を移した。6月には不振が持続する状況と診断した。