「中国とも格差広がる韓国AI…日中より人材競争力落ちる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.23 09:25
李世ドル(イ・セドル)九段が21日、NHNの人工知能(AI)囲碁プログラム「ハンドル」との最後の対戦で181手で惜しくも敗れ、1勝2敗で引退対局を終えた。「ハンドル」は発展した技量を初めて公開したが、経験が不足する2子局では弱点を露出した。情報通信技術(ICT)業界では、韓国AIの発展の可能性と同時に限界と課題を同時に表したという冷静な評価が出ている。
第3局で「ハンドル」は敗れた第1局とは違い、序盤の不利な形勢を徐々に逆転していった。NHNは「ハンドルは第1局とは序盤が異なる形で進めた」とし「勝率が50%を超えた後、ハンドルにはスキがなく滑らかだった」と説明した。しかし第3局の直後、李世ドル氏が出した評価は厳しかった。李氏は「率直に言うと、ハンドルは置き碁では強いと認めがたい」とし「自分は足りなかったが、優秀な後輩ならハンドルに勝っていたはず」と話した。