職場があふれて求人難…うらやましい日本のAI革命
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.30 12:44
「一緒におしゃべりしませんか」。27日、東京のハイアットホテルのロビー。人工知能(AI)ロボット「ペッパー(Pepper)」が道に迷う宿泊客にこのように話しかけた。ペッパーは16個の高性能センサーを装着し、5メートルの距離からでも事物を認識して行動する。ペッパーはデスクやレストランなどホテルのあちこちで案内をし、英語と日本語で自分の誕生日や出身地、天気など簡単なおしゃべりをしながら観光客を迎える。ホテルのフロント職員は「ペッパーはホテルの職員一人分の役割を果たしている」と自慢した。このホテルがペッパーを導入したのは客集めという側面が強い。しかし根本的には深刻な人手不足問題がある。経済が回復する中、人口の減少で求人難が深刻になると、産業全般で無人化・自動化の加速しているのだ。
変化の波が大きいところは労働集約的なサービス業種。今年日本を訪問した外国人は昨年(2404万人)の記録を超えて3000万人に達する見込みだ。しかしホテルの職員やガイドはかなり不足している。このため部屋の配分、カギの提供、各種決済までができるチェックイン自動化機器を導入するホテルが増えた。周辺の観光地などを紹介する人工知能機器、日本語で話せば英語に通訳する拡声器も登場した。