昨年爆破の豊渓里も再稼働の兆し…北朝鮮、同時多発的な対米圧力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.13 07:56
北朝鮮が昨年の米朝対話局面で取った非核化措置を段階的に元に戻す動きを見せている。平安北道鉄山郡東倉里(トンチャンリ)長距離ミサイル発射場を再稼働したのに続き、咸鏡北道吉州郡豊渓里(プンゲリ)核実験場で車両が通った跡が米国の商業衛星を通じて11日(現地時間)確認された。当局は豊渓里核実験場も北朝鮮がその気になれば数週間から数カ月間で復旧が可能だと見ている。
米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」は「豊渓里核実験場で車両と人が通った跡が確認された」と11日(現地時間)明らかにした。「核実験場の閉鎖されたトンネル区域ではいかなる活動の跡も観察されなかったが、先月18日と今月7日の間の写真では雪が積もった道に沿って車両が通過した跡と人の足跡が見られた」と伝えた。続いて「こうした活動の意味を現時点で判断するのは難しいが、少なくとも3月のように一部の人員が核実験場現場に残っていることを示唆する」と指摘した。