トランプ大統領「必要なら軍事力使用も」…金正恩委員長に対抗
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.04 13:21
韓国に防衛費分担金を50億ドルに引き上げるべきだと要求してきたトランプ米大統領が公開的に在韓米軍を防衛費増額と結びつけた。在韓米軍を維持するためには韓国が防衛費をより多く支払うべきという趣旨だ。
英ロンドンで開催されている北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席中のトランプ大統領は3日(現地時間)、ストルテンベルグ事務総長との会談に先立ち、「韓半島(朝鮮半島)に(現在の規模の)軍人を駐留させることは米国の安保の利益に合うのか」という取材陣の質問に対し、「そこには論争の余地がある」と答えた。「私は(駐留を維持するかどうか)どちら側の立場も取ることができる。私はどちらの立場でも説得力のある主張ができる」(I can go either way.I can make arguments both way)と述べながらだ。続いて「しかし我々がそのようにすれば韓国は防衛費をより公正に分担すべきだと考える」と述べた。すなわち、在韓米軍が米国の国益になり維持すべきだと判断するには、韓国がより多くの費用を出さなければいけないということだ。