サムスン電子、インテルからの委託生産量が増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.28 15:12
パソコンやサーバーの頭脳の役割をする中央処理装置(CPU)市場でライバルのAMDの攻勢を受けているインテルが、今年に入ってサムスン電子への委託生産(ファウンドリー)量を増やしたことが分かった。インテルは主力のCPUの生産能力拡充に注力し、CPU以外のロジックチップは委託生産を増やす考えだ。
部品業界によると、インテルは独自のCPU生産量を確保するため、台湾のTSMC、サムスン電子ファウンドリー事業部、グローバルファウンドリーズ(GF)などにCPUを除いた半導体の委託生産量を増やしている。これら企業は世界半導体委託生産市場で1-3位だ。
最近、ヒューレットパッカード(HP)やレノボなどパソコン製造会社はインテルのCPU納品量不足を相次いで批判した。インテルは20日、ミッシェル・ジョンストン ホルトハウス副社長の名前で謝罪文を発表し、「自社で生産中の品目のうちCPUを除いた他の製品はファウンドリーの利用を増やし、CPUを生産できる生産施設を追加で確保する」と明らかにした。