米国防長官「在韓米軍を縮小するかしないか予測しない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.21 07:48
エスパー米国防長官が在韓米軍をめぐり言葉を変えた。エスパー長官は19日(以下、現地時間)、フィリピンで、「防衛費分担金交渉が合意しない場合は在韓米軍を縮小するのか」という取材陣の質問に対し、「私は我々がすることもしないこともある事案(what we may or may not do)について予測や推測をしない」と答えた。在韓米軍縮小の可能性に余地を残した答弁だ。エスパー長官は韓国を経てアジアの国を訪問中だった。
エスパー長官のこの日の答弁は従来の発言とは異なる。エスパー長官は13日、韓米定例安保協議(SCM)に出席するためにソウルへ向かう専用機で「在韓米軍の縮小は考えていない」と断言した。エスパー長官は15日には「現安保状況を反映して在韓米軍の現水準を維持し、戦闘準備態勢を向上させるという公約を再確認した」というSCM共同声明に署名した。「在韓米軍の現水準維持」を再確認する両国の文書に署名してから4日後に「現水準から縮小」する可能性を否認しなかったのだ。
こうした中、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長が韓日の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了を控えて18-19日に非公開で訪米し、ポッティンジャー国家安全保障担当大統領副補佐官らと接触したと、情報筋が明らかにした。