米国が提示したGSOMIA圧迫の文言…それが「共同声明の遅延」を呼んだ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.18 11:14
今月15日、韓米安保協議会議(SCM)の共同声明書が前例なく遅れて発表されたのは韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了問題に対する米国側の不満が背景だと匿名を要求した外交安保筋が明らかにした。米国側がGSOMIA維持の必要性を示唆する文言を共同声明に盛り込もうとしたが、これが受け入れられず共同署名に対する両国署名が遅れたということだ。
複数の消息筋は17日「SCM共同声明書を協議する過程で米国側と一つの文言をめぐって異見があった」として「かつてのSCMではめったにない突発状況だった」と話した。本来SCM共同声明は会議の前に実務者の間で草案が作成され、SCMで署名した後すぐに公開されるのが慣例だ。過去SCM共同声明の作成に参加した前職軍関係者は「SCMは共同声明を出すための一種の『セレモニー』」と話した。