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北朝鮮、「韓国側の施設撤去」も中国には観光協力求める

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.13 17:38
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金剛山(クムガンサン)から「韓国の施設を撤去する」という北朝鮮が中国には観光協力を求めている。中国の英字紙グローバルタイムズが12日に報じたところによると、北朝鮮の金英才(キム・ヨンジェ)対外経済相は最近、北朝鮮を訪問した中国の陳求發遼寧省党書記に観光協力を要請した。

陳書記は中朝の地方交流協力のために北朝鮮労働党平安北道(ピョンアンブクド)委員会の招きで、6~9日に北朝鮮を訪れた。陳書記はムン・ギョンドク平安北道党委員長はもちろん、李洙ヨン(イ・スヨン)労働党国際担当副委員長と金英才対外経済相など北朝鮮の高官に相次いで会った。

 
グローバルタイムズは陳書記がこの席で貿易と人的交流を強化し、農業協力の推進、民生交流促進、観光協力の4大分野での協力強化を提示したと発表した。これに対して金英才対外経済相は観光と農業、保健分野での中朝協力が拡大されるべきだと強調した。

このような金英才対外経済相の発言に関し、北京の消息筋は「朝中の協力の方向の傍点は観光に付けられている」と述べた。国際社会の制裁に直面している北朝鮮が外貨稼ぎの主な突破口として観光、特に中国の対北朝鮮観光を計画しているという説明だ。

中国共産党機関紙の人民日報も同日、「(中朝の)友誼の木を共同で栽培しよう」という見出しの人民日報代表団の北朝鮮訪問記を国際面の3分の1を占めるほど大きく報道し、中国人の北朝鮮観光への熱気を後押しする雰囲気を演出した。

人民日報は中国人の北朝鮮観光の際の最優先の検討項目である中国の「抗米援朝(米国に対抗し北朝鮮を助けた)」戦争コースを平壌と板門店(パンムンジョム)、開城(ケソン)に沿って比較的感性的に紹介し、中国人の北朝鮮訪問欲求を刺激した。

平壌(ピョンヤン)では「中国人民志願軍烈士よ永遠なれ」という文が記された友誼の塔を訪れ、板門店で案内係に出てきた北朝鮮将校から「中朝両国の軍民が偉大な勝利を収めた視角を感じてみてください」という話が聞けるということだ。

また、開城では約1万5000人余りの中国人民志願軍が眠っている「中国人民志願軍烈士陵園」を訪問し、「中国の烈士は、すなわち北朝鮮の烈士」という説明を聞くことになる。特に人民日報が伝えている平壌の街のあちこちに植えられている杉の木にまつわる秘話は中国人の訪朝への関心を十分に刺激する。

平壌の街を歩いてみると、古く大きな杉が鬱そうと育ち、影を作っている様子をよく見かけるが、この杉の木は韓国戦争(朝鮮戦争)が終わった後、中国が金日成(キム・イルソン)主席に送ったものだという。

金日成主席は杉の木を好み自身の職場に植えたが、その後中国から杉の苗木がたくさん入ってきて、今日の平壌の鬱そうとした杉並木を形成するようになったという。記事の見出しの共同栽培すべき友誼の木とは、杉の木だという。

中朝の友誼の強化に向け、このようなストーリーテリングが中国人の北朝鮮観光を刺激するのは明らかだ。6月末に習近中国国家主席が北朝鮮を訪問した後、中国では北朝鮮観光ブームが起こり、丹東-平壌行きの列車の切符の入手が非常に困難になった。

昨年は中朝の国境地域の日帰りまたは1泊2日の観光商品が登場し、国際社会の「対北朝鮮制裁の隙間」の役割をしたという評価だ。北朝鮮は来年4月を目標に元山(ウォンサン)-葛麻(カルマ)地区を大々的な観光地として開発中で、三池淵(サムジヨン)や温泉地域もリモデリングしている。北朝鮮専門家はこれらの地域と、最近北朝鮮が金剛山地域から韓国の施設を撤去して独自に施設を建設することにしたのは中国の観光客を念頭に置いている可能性があると分析している。匿名希望の国策研究機関関係者は「観光は国際社会の対北朝鮮制裁の対象ではない」とし「北朝鮮が米国との交渉で進展を見ない場合に備え、中国の観光客誘致に乗り出す可能性がある」と述べた。

最近肌寒くなり、伝統的な北朝鮮観光のオフシーズンに入っているという一部外信の報道があるが、中国の場合は団体観光の行き先を容易に調整する能力があり、今後、中朝観光協力が北朝鮮経済の突破口の役割をすることになるか関心を集めている。

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