日本の前轍踏むか…世界経済に広がる「Jの恐怖」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.23 07:54
「先進国が『日本化(Japanification)』する姿は当惑する。西洋の経済学者・政策当局者は日本の経験から低成長・低金利・低物価を避ける方法を学べなかったのか」。
白川方明前日本銀行総裁は21日、日本経済新聞英文版アジアンレビューへの寄稿でこのように話した。ブラックストーンのスティーブン・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)は7日、「欧州政府が強力な財政浮揚策を用意しなければ、25年前の日本のように景気低迷に陥りかねない」と警告した。
英フィナンシャルタイムズは22日、「2008年に金融危機が近づいた時にバーナンキ元FRB議長は数年間日本経済を研究し反面教師としたが、いま米国・欧州は日本をそのままついて行っている。1990年代にバブル崩壊に苦しめられた日本政府が深い考えもなく金利を下げたように、FRBと欧州中央銀行(ECB)も金利引き下げに余念がない」と報道した。