【コラム】韓国、なぜ先進国の敷居を越えられないのか(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.02.06 09:31
韓国経済の将来に対して危機論と楽観論が交錯している。世界で最も速いスピードで高齢社会に進入し、「ヘル朝鮮」という単語が登場するほど青年失業と社会不安が深刻化しているという問題意識が危機論の根拠だ。
他方では強い反論がある。「ヘル朝鮮」は政治論理によって誇張されていて、世界中どの国に行っても総合的インフラを見る時、韓国に匹敵するような国はそれほど多くないという「誇らしい大韓民国論」だ。短期的な困難がないわけではないが、韓国経済がかつてそうだったように、今後もうまくやっていけるという肯定的な見解だ。